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ニューヨークタイムズ掲載記事、「二次元を愛する人たち」 [レビュー]

According to a government survey, more than a quarter of men and women between the ages of 30 and 34 are virgins; 50 percent of men and women in Japan do not have friends of the opposite sex.
・・・政府の調査によれば、日本の30~34歳の男女の4分の1以上が性交渉の経験が無く、また50%は異性の友人が居ないとのことだ。
Love in 2-D (from NYTimes.com)

ニューヨークタイムズ・コム上で公開された「Love in 2-D」という記事が海外で話題を呼んでいるようです。タイトルからお察しの通り、アニメやマンガ、ゲームに登場する女性キャラへの愛を公言して憚らない日本人たちにスポットが当てられています。
執筆されたのは、米国在住の日本人ライターLisa Katayama氏。元々はニューヨークタイムズ・マガジンの7月21日号に掲載されたものであるそうです。

「電波男」の著者として知られる本田透氏や、オタク分野に詳しい経済アナリストの森永卓郎氏といった有識者の分析に加えて、二次元に魅せられてしまった"普通の人たち"*注への取材を敢行。
"Only in Japan(日本ではよくあること)"的な揶揄の入った目線ではなく、現在の我が国を象徴する社会現象の一つとして、極めて真摯な態度で文章を綴られている印象を受けました。(WEB翻訳でもいいですので、是非とも実際に本文をお読み下さい。さすがに僕に全訳は無理^^;)

・・・とはいえ、やはり多くのガイジンさんには未知の世界であった様子。
特に、人気美少女ゲーム『D.C.』のヒロイン"音夢たん"の抱き枕を抱えた"兄さん"氏の写真は、強烈なインパクトを与えたようです。

"兄さん"氏に関しては、2ちゃんねるのコピペblog等で過去に紹介されたこともあり、ご存知の方が多いかと思います。
音夢たんと俺の愛の日記 最終目標はラブホテル
後述のとおり、ニュースブログでの反応は、"兄さん"氏に対するコメントでほぼ埋まっている感じです。

というわけで以下、アメリカのゲームコミュニティDestructoidの紹介記事に寄せられたコメントから、個人的に気になったものをピックアップしてみました。(注意!超意訳)

(元記事)
Man falls in love with ten-year-old videogame girl
「ビデオゲームに登場する10歳の少女への恋に落ちた男性」


■ この記事を読んでオレの脳味噌は、しばし機能を停止したよ。

■ 別に彼(訳注:"兄さん"氏のこと)が変だとは思わないね。僕自身、この2年間というもの初音ミクに対して同じような関係を築いてきた。もうすぐしたら彼女にプロポーズしようと思う。

■ ↑ ちょっと待て。ミクはオレのものだ!

■ もう遅いね。ミクはすでにYesと言っているよ。(訳注:2つ上のコメントと同じ投稿者)

■ ↑ オレが結婚式に乗り込んで、「異議あり!」と叫んでやんよ。(訳注:2つ上のコメントと同じ投稿者)

■ 彼が幸せであり何者も傷つけていないのなら、彼をほっといてあげていいんじゃないか?

■ 彼が誰も傷つけてないと言われればそうなんだけど、このことが病的であり非常に奇妙な事実であることに変わりはない。

■ オレの右手との間の14年にわたる関係の方が健全に思えてきたぞ。

■ 驚きと恐怖を同時に味わったよ!

■ ニューヨークタイムズの記事は最高だ! "我々が言葉を交わしている間、音夢たんは慎ましい態度で彼女のために注文されたパンプキンスープを眺めていた。取材当日は祝日であったため、レストランは若い家族連れで賑わっていた。幾人かの母親は、音夢たんについて詮索したそうな視線を向けていた。しかし大多数の人間は全く注意を払っていないようだった"ってよ。大爆笑だ!

■ ガッデム、ジャパン!精神科医はどこだ!?

■ 彼を擁護する人が居ることがオレには信じられない。彼の唯一の美点は、少なくとも実際の少女には手を出してないってことだけだな。

■ いったいどうして、10歳の少女があんな格好をしてるっていうんだ?

■ 別に10歳がブラにパンティつけててもおかしくないだろ? (訳注:正確には、イラストの音夢たんが着ているのは水着です)

■ 第一に、Nisan(兄さん)の綴りは正しくはNiisanであり、自動車メーカーとは関係ない。 第二に、音夢たんは10歳ではない。正確な年齢はわからないけど、『D.C.』シリーズの舞台は高校だから彼女は16歳以上であるはずだ。彼を弁護するわけではない。だが、嘘はよくない。

■ 彼に神の祝福を



「ミクにプロポーズ」のやりとりは、不覚にもクスッとしてしまいました。
・・・でも、実際にはもっとドギツかったり、露骨に嫌悪感を示されているコメントが多かったりします。

率直に言って僕自身、「二次元愛」については明確な態度を示すことができません。いちおう90年代のギャルゲーブームとか、98DOS末期の美少女ゲームの洗礼を浴びた身ですし、 二次元キャラを好ましいと思う感性を多少なりとも持ち合わせていることは確かです。
しかし、ニューヨークタイムズに紹介されているような方々には、とてもではありませんが及ばないわけで、う~ん何と言えばよいか。
「語りえぬことに関しては沈黙しなければならない」などとうそぶくつもりはないのですけど、現在頭の中を色んなことがぐーるぐると回っています。

“I’m pretty conflicted inside. People say there are some otaku who don’t want to get married, but that’s not true. Some have so little confidence that they’ve just given up, but deep inside their souls, they want it just as much as anybody else.”
「僕の中にも葛藤はかなりありますよ。オタクは結婚を望んでいないなんていう人が居ますが、あれは真実ではありません。彼らは信じるものが少ないため諦めています。でも魂の奥底では、皆と同じように結婚を望んでいるんです」

ただ、記事の最後で"兄さん"氏が、「三次元の女性」との結婚を望んでいると口に出されていたのは、(誤解を恐れずに言えば)深い安堵を覚えました。
"兄さん"氏を非難するガイジンさんの一部は、明らかにこのくだりを読んでいないのでしょうね。

皆さんはニューヨークタイムズの記事をどう思われましたか?


*注 記事の中では、"兄さん"以外に二次元女性を愛している方の代表として、"Ken Okayama"さんとサークル幼好炉の"Momo(Toru Taima)"さんという方がインタビューに答えられている。

(09/7/25) 本文一部修正
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コメント 4

柾木神威

>『D.C.』シリーズの舞台は高校だから彼女は16歳以上
ところがぎっちょん!!
付属高校を卒業したはずなのに、制服登校が義務な所を見ると中学生である可能性のほうが高いんだなこれが!!
つーか、D.C.の学校はマジ分からんッスわ。
まぁ、上記の理由で中学生の可能性もあるって事を示唆しておこう。
by 柾木神威 (2009-07-25 02:44) 

loderun

NYTの元記事では、音夢たんの年齢は"10, maybe 12 years old"(10から12歳)と説明されています。ただ、ライターさんが調べたとも思えませんので、兄さんがそのように答えたんでしょうね。

もっとも、ソフ倫的には18歳以上なんでしょうけど(笑)
by loderun (2009-07-25 21:26) 

柾木神威

>"10, maybe 12 years old"(10から12歳)と説明されています。

劇中でも小学校は卒業したみたいな件があるから、それは無いのだが・・・。

>兄さんがそのように答えたんでしょうね。

あかん、兄さんを擁護しようと思ったけど無理だわ。
マジで兄さんが言ってたとしたらガチキチガイ。
調べずに書いたのならNYTの落ち度。
by 柾木神威 (2009-08-11 14:23) 

loderun

>小学校は卒業したみたいな件があるから、それは無いのだが・・・。

ということは、取材をしたライターさんが推測で書いた可能性が高いですね。
いずれにしても、記事本文からはこれ以上のことはちょっとわからないです
by loderun (2009-08-11 18:12) 

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